うさぎの寿命は?ペットうさぎに長生きしてもらうためにしてあげれること

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うさぎの寿命は?ペットうさぎに長生きしてもらうためにしてあげれること

 

うさぎの寿命って何年だと思いますか?実は、ウサギの寿命はお世話の仕方、環境、食事によって左右されると言われています。この記事ではウサギの寿命とうさぎに長生きしてもらうためにしてあげれることを中心に紹介いたします。

 

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ペットうさぎの平均寿命は7年〜8年

 

うさぎの平均寿命は、野生で2~3年、ペットとして飼われている品種では7~8年だと言われています。

 

すこし前までは、ペットとして飼ううさぎも5~6年が平均寿命でしたが、年々寿命が伸びてきています。現在は、10歳まで生きる子も多いので、平均寿命がもっと上がってきていると言われています。

 

平均寿命が伸びた理由としては、フードの改良があげられます。現在うさぎだけに限らず、ペットフードは種類も豊富で、昔に比べて、必要な栄養素を多く含んだり、毛並みをよくするような原料で作られていたり、様々な改良がされており、それぞれに合ったフードを与えることができます。健康でいられるように考えられ、作られているので、フードの改良は平均寿命が延びている大きな要因です。

 

また、うさぎを専門とするお医者さんが増えたこと、飼い主の知識が豊富になっていることも長生きするようになった理由です。いちはやく飼い主が、ペットの異変や、病気に気づき、病院で専門のお医者さんに診てもらえるという環境は長生きに繋がります。野生のうさぎは、天敵に狙われたり、少しの傷でもばい菌が入り死に繋がりやすいので、3年くらいしか生きられません。

 

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18歳まで生きたケースも

 

ギネス記録に認定され、最も長生きだったと言われているうさぎは、なんと18歳10ヵ月!オーストラリアで暮らしていたFlopsy(フロプシー)ちゃんです。フロプシーちゃんはもともと野うさぎで、飼い主さんに保護されて育ったそうです。

 

そこから約18年も生きたということで、人間の年齢にすると約130歳にもなります。

 

長生きしてもらうために人間がしてあげれること

 

生活面

うさぎは、体調が悪くても、隠そうとする習性があります。また他の動物と違い、鳴く事はほとんどないので、体調の変化に気が付きにくい動物です。なので飼い主が毎日よく観察し、その子の性格や好みを熟知し、小さい変化に気が付けるようにしておくことが長生きの秘訣です。

 

風邪気味なとき、下痢や軟便、そしてうさぎの骨は軽くて折れやすいので、骨折や脱臼にも注意する必要があります。表情や、歩き方、体重、他にも水や、エサの量をチェックしておくことも大切です。

 

よもたん
特に注意が必要な事として、かじる行為があります。

 

うさぎは、電化製品のコード、紐、たばこなど、かじる行為が本能なので、危険だとわからずに、何でもかじってしまいます。体内に入ると、吐き出すことができないので大変危険です。うさぎのゲージの中だけでなく、そのほかの部屋の周り、生活用品などをあまりうさぎが、かじりそうな場所に置かないようにしましょう。

 

環境面

うさぎを飼うと決まったら、必ず最初にうさぎを見てくれる病院がどこにあるのか、把握しておきましょう。動物病院があったとしても、犬、猫しか見てくれないところもあります。だいたい健康でも半年に一度くらい病院で診察してもらうことをお勧めします。飼い主でも気が付かない変化や、病気の早期発見にも繋がります。

 

そして、うさぎはとても繊細な動物です。できる限りストレスがかからないような環境づくりが大切です。全方向から丸見えのゲージでは安心できません。タオルで半分囲ってあげるなどして、工夫しトイレの場所はなるべく端のほうや、壁側に設置してあげましょう。

 

また、洗濯機の横や、音のでるテレビなどの隣、人の出入りが激しい場所はストレスになります。できるだけ騒音の少ない場所を選ぶと良いです。床にはコルクマットなど、すこし柔らかめのものをチョイスしましょう。牧草を敷き詰めるのもおススメです。

 

うさぎの寿命はストレスと大きく関係しています。精神的に落ち着いて、安心して暮らせるように、よく考えてあげる事が大切です。

 

食事面

やはり食べたものが体をつくるので、フード選びはとても大切です。人間同様、うさぎも年齢や、個体の成長に合わせ、食べるものを変えます。
ペレットにも、子供用と大人用があり、生後6ヵ月までは、カロリーを多く消費する成長期なので、子ウサギ用のペレットをあげます。生後7か月を過ぎたうさぎには、大人用をあげます。

 

うさぎは草食動物なので、牧草をよく食べます。健康でいるためにも、重要で、沢山噛む為や、牧草に含まれる食物繊維などが、消化管の働きをよくします。うさぎの命とも言われている、歯や消化器官を守るための必需品です。

 

ペレットフードだけではなく、きちんと牧草を与えましょう。

 

お手入れ面

うさぎはもともと綺麗好きな動物です。常に自分自身の体をきれいにしています。お風呂にいれたりする必要はありません。
季節の変わり目は、換毛期で沢山毛が抜けます。グルーミング(毛づくろい)をたまにしてあげましょう。毛を沢山飲み込みすぎると、うさぎのお腹の中にたまり、毛球症という病気になります。頭からおしりに向かってブラッシングをしてあげることで防ぐことができます。

 

週に2回程度、やさしくブラッシングをしてあげましょう。お尻と耳は、皮膚を傷つけてしまう可能性があるので、あまり触る必要はありません。もし固まった毛がある場合は、ハサミで切ってあげましょう。

 

うさぎの爪も伸びすぎると、割れたり、どこかにひっかけたりしてしまいます。2か月に一度くらいのペースで切ってあげるといいです。個体差があるので1か月に一度切る必要のある子もいます。よく観察して、その子に合わせてお手入れをしてあげましょう。

 

爪には、犬や猫のように、血管が通っていますので、切りすぎには注意しましょう。爪のお手入れはとても難しいので、二人以上でやると楽にできます。うさぎは足を触られるのを嫌がるので、どうしても暴れてしまい自分たちで切るのが難しい場合は、うさぎのショップや、動物病院でやってもらいましょう。

 

耳掃除も同様に、お手入れが難しければ、動物病院などでしてもらえます。自分達でやる場合は、脱脂綿を少し濡らして、入り口付近の汚れをやさしくとります。

 

健康チェックにもなりますし、病気を早い段階で見つける事にもつながるので、なるべく毎日観察してお手入れしてあげましょう。

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