みなさんはネザーランドドワーフを知っていますか?ネザーランドドワーフとはうさぎの一種で日本語で言うとオランダの小型種と言います。うさぎは動物園や学校などで見かけることはありますが、家庭でうさぎを飼っている人はあまり見たことがありませんよね。
なので「うさぎって人間になつきにくいのかな?」と思ってしまうかもしれませんが、そんなことはありません。そこで今回はネザーランドドワーフの性格は?人間になつくの?という疑問を解決していきたいと思います。
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ネザーランドドワーフは活発
うさぎは現在わかっている時点で50種類がいます。最大で60メートルまで成長するフレミッシュジャイアントや垂れミミが特徴的なホーランドロップが有名です。
その中でもネザーランドドワーフを選んだことには理由があります。それは活発で、懐きやすくて好奇心が旺盛の三拍子がそろっているからです。
うさぎに限らずペットを飼ってみることになったら、退屈そうに過ごしているペットよりも元気いっぱいに遊んでいるペットの方がいいですよね。元気でないと運動不足や体調不良になりがちになってしまいます。
でも普段から元気でしたら病気になったり怪我をした時には、普段との落差があるので、すぐ異変に気付くことができます。何より全然動かないよりも楽しそうに動き回っている方が見ていて嬉しくなると思います。
ネザーランドドワーフは懐きやすい
冒頭部分で言ったとおりうさぎは人間に懐きにくい動物ではありません。ネザーランドドワーフは勿論のことですが、うさぎは猫や他の動物と比べて人間に懐きやすいです。
祖先にあたるヨーロッパアナウサギという野生のうさぎは人里にある畑を踏み荒らすほど凶暴な性格でしたが、ペットとして人間に寄り添えるように何世代に渡って育種をした結果、温厚で懐きやすい性格になっていきました。
ネザーランドドワーフは温厚な性格でかつ他のうさぎと比べて小型です。ですが、それに似合わず元気なのは祖先の性格が遺伝子に影響をしているものだと考えられています。
ネザーランドドワーフは好奇心旺盛
ネザーランドドワーフも祖先が野生のうさぎなので、時に野生の血が騒ぐことがあります。例として周りにあるものをなんでもかじったりすることです。
うさぎがかじる行為には理由があって、歯が伸びないように適度な長さに調整するためです。歯が伸びてしまうとかみ合わせが悪くなってしまい、食べることが出来なくなってしまいます。そこでうさぎがかじる用の木、草でできたたボールをうさぎに与えると喜んでかじります。
しかしなんでもかじるのというのは例外がなく、コードやノートやプリント、服などもかってしまうのでうさぎが届かない所に置いて置くか、バリゲートを置いておくことをおすすめします。
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オス・メスの性格の違いは?
うさぎにも他の動物と同じで性格に違いがあります。オスは甘えん坊、縄張り意識が強い、トイレのしつけに時間がかかるという特徴があります。メスはおとなしい、成長するとマフという肉垂ができる、トイレのしつけに時間かからないという特徴があります。
オスの縄張り意識が強いのは意外かもしれませんが、うさぎは豊穣のシンボルになるほどかなり繁殖力が強いです。祖先のヨーロッパアナウサギは天敵の肉食動物たちから身を守るため、土のなかに生活圏をつくりメスと沢山の子うさぎと一緒に暮らしています。
そのなごりがあるから自分の縄張りを守る意識が強いのではないでしょうか。また、自分の縄張りを主張する目的でオスはマーキング行為をよくします。
それが原因でなかなかトイレで便をしてくれないこともあります。
メスは結構おとなしめなので、トイレのしつけも苦労せずに済みます。大人になっていくとマフ(肉垂)という脂肪が多くなっている場所があります。
冬になると寒さを凌ぐために毛を増やすので、見た目が丸っこくなりとてもかわいいです。ですが発情期になるとわがままな性格になり、足を音が鳴るように踏んで怒る行動をおこすので注意が必要です。
まとめ
うさぎは人間に懐きやすく、とくにネザーランドドワーフは懐きやすいくて活発で好奇心旺盛なのでもし飼育するのであればおすすめのうさぎです。
ただ活発で好奇心が旺盛なのでどんなものでもかじってしまいます。なのでかじられてしまう前に対策をしておくことをおすすめします。オスとメスにもそれぞれ性格が違っているので、オスとメスの違いをよく知っておく必要があります。
参考文献